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非現実的な夢想家として3

僕が語っているのは
具体的に言えば
福島の原子力発電所のことです。

みなさんも
おそらくご存じのように
福島で地震と津波の被害
にあった六基の原子炉のうち
少なくとも三基は
修復されないまま
いまだに周辺に
放射能を撒き散
らしています。

メルトダウンがあり
まわりの土壌は汚染され
おそらくはかなりの濃度の
放射能を含んだ排水が
近海に流されています。
風がそれを広範囲に運びます。
10万に及ぶ数の人々が
原子力発電所の周辺地域から
立ち退きを余儀なくされました。
畑や
牧場や
工場や
商店街や
港湾は
無人のまま放棄されています。
そこに住んでいた人々は
もう二度と
その地に戻れないかもしれません。
その被害は
日本ばかりではなく
まことに申し訳ないのですが
近隣諸国に及ぶことにもなりそうです。

なぜこのような悲惨な事態が
もたらされたのか
その原因はほぼ明らかです。

原子力発電所を建設した人々が
これほど大きな津波の到来を
想定していなかったためです。
何人かの専門家は
かつて同じ規模の大津波が
この地方を襲ったことを指摘し
安全基準の見直しを求めていたのですが電力会社は
それを真剣には取り上げなかった。

なぜなら
何百年かに一度あるかないか
という大津波のために
大金を投資するのは
営利企業の歓迎する
ところではなかったからです。
また
原子力発電所の安全対策を
厳しく管理するべき政府も
原子力政策を推し進めるために
その安全基準のレベルを
下げていた節が見受けられます。

我々はそのような事情を調査し
もし過ちがあったなら
明らかにしなくてはなりません。

その過ちのために
少なくとも十万を超える数の人々が
土地を捨て
生活を変えることを
余儀なくされたのです。

我々は腹を立てなくてはならない。
当然のことです。

日本人はなぜか
もともとあまり腹を立てない民族です。
我慢することには
長けているけれど
感情を爆発させるのは
それほど得意ではない。
そういうところはあるいは
バルセロナ市民とは
少し違っているかもしれません。

でも今回は
さすがの日本国民も真剣に
腹を立てることでしょう。

しかしそれと同時に我々は
そのような歪んだ構造の
存在をこれまで許してきた
あるいは黙認してきた
我々自身をも
糾弾しなくては
ならないでしょう。

今回の事態は
我々の倫理や規範に
深くかかわる問題で
あるからです。

ご存じのように
我々日本人は歴史上唯一
核爆弾を投下された経験を
持つ国民です。

1945年8月
広島と長崎という2つの都市に
米軍の爆撃機によって
原子爆弾が投下され
合わせて20万を超す
人命が失われました。
死者のほとんどが
非武装の一般市民でした。

しかしここでは
その是非を問うことはしません。
僕がここで言いたいのは
爆撃直後の20万の
死者だけではなく
生き残った人の多くが
その後
放射能被曝の症状に
苦しみながら
時間をかけて
亡くなっていったということです。
核爆弾がどれほど
破壊的なものであり
放射能がこの世界に
人間の身にどれほど深い傷跡を
残すものかを
我々はそれらの人々の
犠牲の上に学んだのです。

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